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投資信託とETFの違い

先生
先生

投資を始めようと思っているんだけど、投資信託とETFって何が違うの?

生徒
生徒

いいし質だね!どちらもプロに任せる投資だけど、仕組みや特徴がちょっと違うんだよ。

生徒
生徒

どっちを選べばいいかわからないなあ…

先生
先生

それなら、まずは投資信託とETFの基本を知っておくといいよ!

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1. 投資信託とは

投資信託(ファンド)は、多くの投資家の人から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用会社の専門家の人たちが株や債券などに分散投資してくれる金融商品です。

(出所三菱UFJ信託銀行)

特徴

  • 少額から投資可能
  • 投資のプロに運用を任せれる
  • 自動積立てに対応
  • 価値は1日1回更新

・少額から投資可能

投資信託は多くの人から資金を集める投資なので、一人一人の資金が少なくても効率のよい運用をすることができます

・投資のプロに運用を任せれる

投資信託は、自分の代わりに投資のプロである運用会社が運用してくれるので、自分で銘柄を選らぶ必要がない。

・自動積立に対応

投資信託では毎月一定額を自動で投資できる仕組みがあり長期でコツコツ積み立てやすいです。

・価値は1日1回更新

投資信託の値段は基準価格によって決まります。

投資信託は株とは違いリアルタイム価格が変動はしません。基準価格は1日1回表示されます。

ETFとは

ETFはExchange Traded fund の頭文字をとったもので上場信託とも呼ばれます。

ETFは投資信託の一種ですが、一般的な投資信託と違うのは取引所に上場していることです。

ETFは株と同じように、証券会社を通じて売買することができるという点が最大の特徴です。

ETFと投資信託の違い

ETFと投資信託の最大の違いは、投資信託は1日1回算出される基準価格でしか取引できないのに対して、ETFは取引所の取引時間に株式と同様に市場の動きを見ながらリアルタイムで取引することができます。

投資信託は注文を出してた時点で取引される価格が分からないのに対して、ETFでは自分が取引したい価格で発注・売買することが可能です。

また、投資信託は販売会社によって扱っている商品が異なっていますが、ETFの場合、証券会社に口座があれば、欲しいETFが買えない、ということは基本的にはありません。

分配金の再投資

投資信託の分配金は再投資される仕組みがありますが、ETFでは分配金は再投資される仕組みはありません。

投資信託が向いている人

・投資初心者で知識に不安がある人

 投資信託では、専門家が代わりに運用してくれます。分散投資されているため、自分自身で銘柄を選ぶ必要がありません。

・少額から始めたい人

 大きな金額を一度に投資するのが不安な人でも、少額からでも始めることができます。無理なく投資することができます。

ETFが向いている人

・自分のタイミングで売買したい人

 ETFは、証券取引所でリアルタイムで取引されているため、自分の好きな価格で売買したい人に向いています。

・運用コストを抑えたい人

 投資信託と比べて運用管理(信託報酬)が低い傾向があるため、長期的に見て効率的な資産形成が期待できます。

・分配金を受け取りたい人

 ETFでは分配金を再投資する仕組みはありません。再投資するためには、また新たに新規買い付けをする必要があります。

 分配金を自由に受け取りたい人にはETFが向いています。

まとめ

投資信託とETFは、同じ投資信託であるという点が同じですが、基本的な性質は似ています。

ETFは上場している投資信託で、株のようにリアルタイムで取引されているため自分で買いたい価格で売買することができます。

投資信託とETFの違いを理解し、ご自身の投資目的や運用スタイルに合わせて選ぶようにしましょう。

初心者がどちらを選ぶか迷った場合、少額の積み立てがしやすい投資信託がおすすめです。

積み立て投資なら一度設定すれば自動的に購入されるため、取引のタイミングを判断する必要がありません。まずは、少額から始めて値動きになれてから、少しずつ金額をふやしていくと良いでしょう。

 

 

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